この映画は言わずと知れた名作です。
妻と愛人殺しの罪を問われた主人公が、冤罪にも関わらず、終身刑でショーシャンク刑務所に入れられてしまうというお話です。そんな過酷な状況の中でも、希望を失わず生きていく人間の輝きとたくましさが描かれています。
刑務所という自由がない空間であっても、希望を持ち続ける主人公。自分ができることを献身的に続けた結果、周りからの信頼を勝ち取ることに繋がり、未来への道が開かれる…
生きるってなんだろう。人生ってなんだろ?と、そう考えさせられます。
観ることで、自分と向き合うキッカケになるのです。
この映画は何度観ただろう…何もかも上手くいかなくて、自分を見失いそうになったときにはこの映画を観ています。
初めて見たときから、忘れられない台詞があります。「必死に生きるか、必死に死ぬか」この台詞は、自分が人生に疲れたとき、逃げたくなったときに思い出します。そして、この映画を観たくなるのです。
希望を持つことの大切さを教えてくれて、そっと背中を押してくれます。
そして、映画を見終わったあと必ず、必死に生きよう!と、思わせてくれるのです。
自分の人生を自分で切り開く。そうしていれば必ず報われるのではないかと思わせてくれる、心を熱くさせてくれるのです。
この映画は、主人公のティム・ロビンスはもちろんですが、モーガン・フリーマンがとにかく最高です!
出てくる役者さん、それぞれ全員良いんです…泣ける映画ではないのに役者さんの素晴らしさに感動します。
1994年公開の映画ですが、映像、景色がとても良いです。全てにおいて、色あせず、今の時代でも引き込まれる作品です。
きっと、これからもこの映画を観ると思います。
そして私はまた、必死に生きるのです。